今年もあとわずかで終わりますね。
皆様にはどんな年だったでしょうか?
沢山の方々に支援して頂いて、色々な企画も始まって。
過ぎてしまうと、瞬きより短い。
おかげさまで活動はずっと拡大し続け、毎年増えて行く猫達と仕事量に、後ろからぁわわわ….となりながら、追いつこうと必死です。
12月1日に個人シェルター時代からの飼い猫、下半身麻痺のミカちゃんが、他界しました。
21歳でした。


「通りを這っている猫が居る」と通報が来て、病院で見たその子は真っ黒な子猫で片手サイズ。
後ろ足がV字開脚になっており、外傷はなし。
「自転車にでもぶつかったかねぇ?」
獣医さんも不思議顔でしたが、自力で排尿・排便が出来ないと分かって、安楽死をしますかと聞かれて、引き取ることにしました。
獣医さんがミカエルちゃんと言うスバラシイ名前をつけていて、ちと気恥ずかしかったので縮めてミカちゃん。
強い天使の名前をもらったせいか、気高くわがまま傍若無人。
不憫な感じが全くしないおてんば娘に育ちました。

彼女の排泄のお世話をするために、事前に家で練習練習。
膀胱の位置や便のある場所を確認するために、今は亡きミッキー君やロイ君そして全盲タム君が、毎日私に触られて迷惑がっていました。
(ココちゃんは半年間冷蔵庫の上に居た時期です)
下半身の感覚がないので齧ってしまうため、若いときに両後脚断脚。
“クリオネコ”と呼んでた彼女は、最後までとっても小さい猫でした。
…..なのに。
前足だけで全力疾走。
女の子なのに肩がマッチョ。
コーナーでは曲がりきれずにドリフト。
スパイクの効く場所ならどこでも登ってしまうので、カーテンの頂上から落ちてくる彼女をスライディングキャッチした事も度々でした。
後ろ足が無いので、耳の後ろを掻いてもらうのが大好き。
前日まで少しですがご飯を食べ、逝ってしまう日の夜に間に合って彼女に一晩付き添うことが出来て。
明け方、スタッフ出勤直前に永眠しました。
12月の初めには、いろんな事が始まってご報告する機会を逸してしまい、年の瀬に...とも思いましたが、楽しかった時間を振り返る機会として、遅まきながら綴らせて頂こうと。
個人シェルター時代の猫達は、ハンデや病気のある子達だけが残り、フルタイム仕事の私と生活する事になったので。
みんな、あまりかまってあげられなかった。
一緒にいる時間は本当に少しで。
お世話をかけたスタッフやボランティアさんには、何もお返しできませんがひたすら感謝しています。


たくさんの猫を請け出しに行く。
たくさんの猫をシェルターに迎え入れる。
たくさんの猫達が卒業して行く。


永遠に続くシステムを作ってから、くたばる予定のれいんです。
ちょっと急がないと。
ある程度忘れる努力をする事でしか耐える方法を知らないので、ブログやTwitterをやっていない頃は、ほとんど猫達の写真を撮っていませんでした。
顔は少しづつぼやけて行き。
鳴き声だけが時々不意打ちでやってきます。
呼吸が止まるほど幸せで痛い。
どのご家庭も、生き物と暮らしていれば立ち会う事になる出来事。
様々な形で出会えた方、そして遠方から支援して下さった方々。
今年一年、本当にありがとうございました。
先に逝かれるのも辛いけど、残して逝くのなんかできない。
そういう人たちの力になれるような活動も、して行きたいと思います。

皆様に猫達に色々な生き物に、どうか良い年でありますように。
※譲渡を希望される場合は事前にお申し込みが必要です。
【phto3〜6枚目:安孫子さん】
一人でも多くの方の目に触れ、一頭でも多くの猫が里親さんとめぐりあえますように。
ランキングボタンをクリックで、ご協力どうぞよろしくおねがいしますo(`・ω・´)o





→ 里親さんを待っている猫たち → 寄付金・支援金の募集 → 支援物資の募集

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【年末年始の運営に関するお知らせ】
12月29日まで:通常通り。
12月30、31日、1月1日:お休みを頂きます。
1月2日、1月3日:14時~17時はオープン、夜のガーディアンはお休み致します。
譲渡面談は上記オープン時間の範囲内でお受け致します。
皆様のご来場、心よりお待ち申し上げております。
開放型シェルターは平日14時から17時、土日祝日13時から17時にオープン(火曜定休)
「夜のガーディアン(大塚のみ)」は19時から21時にオープン(火曜定休)
保護猫カフェ「蒲田とらくん」は11時半から22時にオープン
初めての方はご案内ページをお読みの上、遊びに来て下さい!
【phto3〜6枚目:安孫子さん】

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